窓のヒビ、ドロボーに気づかれないかしら

お魚くわえた野良猫追っかけて裸足でかけて行ったりはしないけれど、私はサザエさん並にうっかりしている。

外出先から帰ってきたら玄関にカギがかかっておらず、泥棒に入られたと血の気をなくすほど震え上がったのに、結局私がカギをかけ忘れていただけだったとか、暑いのでエアコンを入れたはいいけれど全然冷えず、クーラー壊れた?と訝っていたら窓を閉め忘れて冷気がガンガン外に出てしまっていたとか、数え上げればキリがない。夫は最近諦めているようで、火事さえ出さなければそれでいいというレベルにまで達観してくれたようである。

先日も私はやってしまった。子供が窓の近くにロボットを並べ、飾っていたいからそれらに触るなというのでそのままにしていたところ、私はうっかり足元を見ずにそれらを豪快に蹴飛ばし、ロボットが窓に当たってヒビが入ってしまったのだ。うーん、これは怒られるぞ。夫は…怒りはしないと思うけど、呆れた顔が目に浮かぶ。でも子供はせっかく並べたロボットを私にめちゃくちゃにされて、きっと怒るだろうな。何としても証拠隠滅を図らなければ。

それにしてもこの窓、一体どうしよう。隙間風が入ってくるほどの大きさじゃないから、放っておいても大丈夫だろうか。だけど防犯的にはどうなんだろう。この窓のヒビ、ドロボーに気づかれないかしら?私は散々迷った挙句、ホームセンターに行って窓のフィルムを購入し、それを貼ることにした。これなら少しは…うん、ごまかせる。あとは息子のロボットを再び並べるだけだ。私はおぼろげな記憶を辿りながら、何とかロボットを元あった位置に戻し、表面上は事なきを得たのだった。